照明さ〜〜〜ん・・・???

全くピーク狙いではない一行にとってはもう無意根山を目指す気持ちはとうに失せていたのでした。「無意根山は止めて長尾山まで行ってみましょうよ」おばさんの声に頷くともなく、そのまま進む一行、

しかしちょっと暗い空と強風のせいでしょうか、足元の雪面の凹凸がハッキリしないのです。平坦なだらかな雪面とはいえあちこちに吹き溜まりが出来ていて、調子にのってスイーっと進むとスキーがザックリとささってしまいそうです。ここはゆっくりと足元を見ながら、時々暗い上空をもの欲しそうに見つめながら、そしてしっかりと俯きながら進む一行だったのでした。

疎林帯を行く
無意根山はその山裾をちょっと見せては来たものの、まるで一行の挑戦?を無視するかのように、自然の為すがままにその山頂部を隠しているわけでぇ〜〜〜

無意根山方面
無意根山方面の展望は・・・
ブランク
遥か彼方には雲で線を引いたように、羊蹄山とニセコ連峰が「こっちは晴れだよ〜〜〜」とでも言いたげに聳えているわけであり、
そんな光景に「こっちだよ、こっち、こっちを照らして〜〜〜照明さん、照明さん、こっちだって」そんな叫び声はもちろん天には聞こえるはずもなく、広いなだらかな斜面を肩を落として進んで行ったのです。

羊蹄山とニセコ連峰
羊蹄山とニセコ連峰
ブランク
背後の雲の下はやはり日差しを浴びて輝いているわけであり、そんな光景を背に歩くcountrymanさんはやはり俯き加減であり、機嫌が悪そうでもありぃ〜〜〜

俯き加減に

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