9時55分、テラスに踊り出ました、突然一筋の風がビューーー!!! テラスへ上がるとくっきりと晴れあがった青空の下に山頂方向が見えてきました。「間違いない、今日は完璧だ」おっさんはそう確信していました。 |
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白いダケカンバと一面緑のチシマザサ、刈り分け道が見え、ムードは一段と高まって来るわけであり、、、 早々と下りてきた人におばさんが問いかけました。「展望は如何でしたか?」「ちょっと、、、霞んでいてねーーー」そんなぁ〜〜〜そんな筈は無い、きっとこれからくっきりと晴れるんだ、、、おっさんは力無く両コブシを握っていたのでした。 |
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10時10分、元山コース分岐、明るい日差しをいっぱいに受けながら登るおばさんの後方には、くっきりと烏帽子、神威が聳えているわけであり、ポカポカ陽気であり、、、 |
![]() 烏帽子岳、神威岳を背景に登る |
どんどんと進んでハイマツ回廊に突入したのでした。ここからが結構長いんだ、、、二人は知っていましたからもうゆったりとしたものです。 「テラスから見えていた山頂、クッキリだったじゃないか、、、大丈夫だよ!」おっさんはそう自分に言い聞かせていたのす。 |
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