第二花園を抜けると崩壊地を登ることになります。ここは足場も悪く急斜面でもあり、片側が切れ落ちていますので、慎重に登りました。 |
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ハイマツやかん木に囲まれたなだらかな道を進むと、標高1700m付近でちょっとした広場に出ます。高根ガ原から忠別岳へと続く稜線がグーンと広がる展望を楽しみながら、ゆったりと休憩するのですが、 |
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前方にはこれから始まる標高差約300mの登りが手に取るようにせまって見えるのでした。「あぁ〜〜登ってる人が見えるよ、ほらあのあたり、、、キツイんだよねぇ〜〜〜」おっさんはそう言いながらお菓子をほおばり、ミネラルドリンクを飲み干したのでした。 |
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さてハイマツに囲まれた道をさらに少し進むと、いよいよ大小の岩石がゴロゴロと覆いつくす大斜面の下にでました。おばさんはゆっくりとしたペースで慎重に登りはじめたのです。 |
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午前8時37分またも視界不良の緑岳山頂へ。「まあ、良いんじゃないの、、、今日は花狙いさ、あっはっは」おっさんの乾いた笑い声があたりを包んだのでした。 |
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