9時20分雌阿寒温泉コースから登って来た大勢のツアーの皆さんを後に、火口壁に沿って下りはじめました。
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雌阿寒岳を後に(前方に剣ケ峰へと続く稜線が見える)
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8合目分岐9時35分、分岐から目の前に立ちはだかる、そう、まさに立ちはだかる阿寒富士をめざしました。
コル着9時42分、あぁ〜〜〜阿寒富士の斜面は見上げると首が痛くなりそうです、そんな斜面にジグザグと切られた登山道(踏み跡)に張りついて?いる人達が見えます。標高差にして250mほどでしょうか、一気に登りつめるのです。
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阿寒富士の斜面が迫る
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「さあ、いよいよね!」おばさんは観念したかのように登り始めました。
砂れきの急斜面はじつに滑りやすく、ズルズルといった感じの登りになります。小さくジグザグと進む踏み跡はとりついてみると思っていたよりも斜度を感じません。しかし確実にどんどんと高度を上げていきます。
当然のごとく息は乱れ、おっさんの取材も辛くなるわけで、立ち止まり息を止めてハイパチリ的行動が極めて大変なのです。
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砂れき斜面についた踏み跡を登る
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先を行くおばさんはモクモクと登って行きます。おっさんも追いつこうと下を向きながらゼイゼイハアハア、
下りて来る方たちが「ご苦労さま〜〜」と声をかけてくれますが、「はい、ドーモ、ドモドモ、、、ゼイ」と答えるのが精一杯だったのでした。
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上からも1枚(取材も大変!!)
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そんな時でした、うつむいて登っていたおっさんに下山してきた若い男性がすれ違いざま「あれーーひょっとして、ホームページの〜〜〜いつも楽しみにしていますよ、いつか山でお会いできると思っていましたぁ〜」続いていた若い女性も「やはりそうでしたかーーー」とニコニコ顔、
おっさんは「どーーも、そりゃドーーモ、今度掲示板へも遊びに来てくださいね」としっかりPR(抜け目ないんだからコノコノ!)
「それでは!」と若い男女に(ご夫婦だったのかな?)別れを告げながら、おっさんは鬚を剃っていなかった事を悔やんでいたのでした、あんりゃ!
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