そして視界が開けて上空の青空がしっかりと前方に見えてくると気分は一気に盛り上がり、やっと手に入れた青空はことのほか心地よく、一行の足取りは軽やかに弾むのです。 |
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先行している二人の男性のキッチリとしたトレースは何処までも続き「これはとても追いつかないですよね、交代しようにも・・・」、、、そうなんです、とにかく速かったと言うか、おっさん達が林道入口で準備している時に出発したのですが、それっきり二人の姿は確認することが出来なかったのですから・・・ |
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そのトレースは上部の送電線と交わるころから少しづつショートカット、「このあたり少し滑りが楽しめそう・・・」なんて期待をする一行だったのです。 それにしても軽い雪だったとは言え、山頂まで続く見事なトレースは・・・贅沢三昧でしたぁ〜〜〜 |
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上部の送電線を過ぎて少し進むと、林道は広くなだらかとなり、青空が一段と近づいてきて、前方から先行していた男性が降りてきました。「ラッセルどうもありがとうございました、山頂まで2時間くらいでしたか?」「う〜〜ん、2時間ちょっとかな」男性はそう答えて気持ち良さそうに滑り降りて行ったのです。 「やはり、速いですねぇ〜〜〜」花ママはそう言いながら攻撃的スタイルでガシガシと林道を進み始めたのでした、ふ〜〜〜こっちもスピードアップかなぁ〜〜〜 |
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