林道からは時々定山渓天狗岳がうっすらと見えていたり、、、白井岳や朝里岳方面が霞んで見えたり隠れたり、要するに西側は雲に覆われているのですが、東側は青空なのです。 やがて木々に囲まれた山頂部が見えてきました。「あれですよね、確か・・・」去年はほとんど展望の無い山でしたからおっさんの気持ちは高ぶっていました。 |
そして上空の薄い雲と前方にポッカリと空いた青空スペース「微妙かなぁ〜〜〜」おっさんはちょっと口篭もりながら俯き加減に進んで行きました。 |
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花ママとおばさんはちょっと立ち止まって、そのまま方向を変え山頂へと向かって行きました。大きな木々の間を抜けて進みます。 |
遠くからファインダー越しに見ていたおっさんの目には、今その展望を手にしようとしている二人の姿がシルエットになって浮かび上がり、遂に一段と高いピークへと歩を進めているわけでありぃ〜〜〜雲に遮られた弱い日差しは、そんな二人の情景を際立たせているわけでぇ〜〜〜 さあさあ、どうなんだぁ〜〜〜山頂からの展望は〜〜〜おっさんはいきなり叫びたい欲求にかられていました。でも声は出しません、やはりもうトシなのでしょうか・・・っくぅ〜〜〜 |
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