午前9時、いよいよ小喜茂別岳の東側を巻くように進みはじめました。下り過ぎぬように、登らぬように高度を保ちながら進むと、彼方には喜茂別岳が見えて来るのです。 左には小喜茂別岳北面の崖が迫ってきますので、コルをめがけて下ります。 |
彼方に白く輝く喜茂別岳(下山時撮影) |
コルからは広いなだらかな尾根をゆったりとラッセルしながら進みました。 風も弱く、時折小雪がちらつき、、、小鳥がさえずり飛び回り、あちこちにはウサギが跳ねたのでしょうか、点々と足跡が続いていて、、、一行はなにかのどかな雰囲気を楽しむかのように、ルンルンとラッセルを続けたのです!!? |
広くなだらかな尾根を進む |
しかししかし、現実はそんなに甘い訳は無く、高度が上がるにつれて疎林帯となり、傾斜もぐんぐんと増してきてぇ、 前方にはなにやら真っ白い壁が立ちはだかっているようであり、、、間違い無く森林限界が迫ってきているわけで・・・ |
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