ハイマツの斜面は除々になだらかになり、眼下には細い国境稜線とどこまでも深い山裾が広がって来るわけであり、そんな背景を背にチョッピリ残雪を足元にしながら登る一行の姿は、まさしく絵になる光景であり、私は少し先を歩きながらシャッタ−を押した。 |
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が、どうにも気になる雲行きではあった。どんどんと湧きあがってくるようなガスは、周りを隠そうとしているかのようにあっと言う間に広がり、しかし登っている自分達の上だけは青空であったりするのだ。 |
![]() 登るkoyaさん |
さあ、もう目の前だ、あれが山頂に違い無い!自然と足取りが早まる、果たしてどうなんだろう、大展望はゲットできるのか、、、いやいや贅沢は言うまい、とにかくもう神威岳山頂は目の前にあり、まもなく山頂に立てるのだから・・・ |
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11時35分、遂に神威岳山頂に立った。山頂標識は倒れていて、しかも二つに割れていた。ドッコイショとばかりに担ぎあげ、押さえながらの記念写真! ふーーー長かった5時間10分の道のり!!! |
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