11時10分、国境稜線と合流した。標識があって「中ノ岳登山口⇔神威岳山頂」と書いてある。「おいおい、ここが中ノ岳登山口かい、、、ここまで登って登山口はちょっとヒドイなぁ〜〜〜」などと言っていたのだが・・・ 帰って来てからどうも腑に落ちず、自宅で写真を見ながら拡大分析してみた。なにやら消えかかっていた線があったのだ。分析結果は「下が登山口へ、左が中ノ岳へ、右上が神威岳山頂へ」と書いてあるようだった、これなら納得!しかし中ノ岳方面への稜線下りはまさに崖のように見えていたが。 |
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1493mピークへと連なる稜線が眼下に広がっている。それはいかにも日高の山らしく、両側がスッパリと切れ落ちた痩せ尾根だ。「いやぁ〜〜〜これはスゴイねぇ〜〜〜実際にあんなところを歩いたら怖いだろうねぇ〜〜〜」、、、いやいや日高の猛者達はあんなところも平気で藪を漕ぎ、中ノ岳を目指すのだろう。 それにしても上空の雲行きはちょっと怪しい・・・ |
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国境稜線から更に登って行く。なにやら人の声が聞こえて来た。そう言えば今日はまだ自分達以外には出会っていなかった。数名の男女が下りてきた、止まって待っていてくれる。「こんにちは〜〜〜お疲れさま〜〜〜」「下山も大変ですよねぇ」そんなちょっとした声をかけてすれ違う。 やがてハイマツが多くなってきて、どんどん傾斜が緩み山頂が近いことを知るのだった。足元にはコミヤマカタバミが少し咲いていて、キバナシャクナゲも顔を出しはじめた。 |
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![]() キバナシャクナゲ |
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