カムイエクウチカウシ山、それはおっさんとおばさんにとっては、見るだけの山!なのか〜〜〜 カールに張りつくように白い雪を散りばめたその山容は、まるで挑発するかのように聳えているわけであり、、、その迫力に恐れを為すのか、いやいや受けてたつのか・・・ |
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カムイエクウチカウシ山、八ノ沢カール、九ノ沢カールが見えている |
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幌尻岳はその圧倒的大きさで聳え、戸蔦別岳〜1967峰〜ピパイロ岳〜伏美岳と続く山並みが手招きするわけであり、 昨年のちょうど同じ時期の伏美岳〜1967峰(山中泊)ピストンの山行を思いだして、思わず目頭が熱くなるのを覚え、いつまでも見つめている二人だったのです。 |
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左から幌尻岳、戸蔦別岳、北戸蔦別岳、1967峰、ピパイロ岳、奥にチロロ岳 |
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下から声が聞こえてきました。ふっと我にかえったおっさんとおばさんは席を譲るかのように、ちょと下に移動してコーヒーブレイク、次々と登って来る人達、にぎやかになった山頂では、あちらでは山談義、こちらでは山座同定、しきりとカメラを構えるひと、、、 食事をしながら同じMLに入っているa@帯広さんとの出会い、置戸の方々との出会い、山の上だからこそ広がる出会いに、すっかりと満足したおっさんとおばさんは11時15分下山を開始しました。 「もう見納めよ、、、」肩に向かう途中でおばさんは呟きました「そうだね、これだけの展望だよ、、、しっかり瞼に焼き付けておこうね」 |
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しかし、ちょっとお待ち下さいお二人さん、とでも言うかのように、肩からは急斜面を一気に下ることになるわけであり、それはそれなりに足元には十分な注意が必要で、さらに足にかかる負担は大きく、、、 どんどんと下りて行く斜面に「いっや〜〜〜こんな所よく登ったねぇ〜〜〜」二人はそう叫びながらもヨレヨレになりながら、尾根とりつきへ、ほっとして大休止! 冷たい沢水で顔を洗いシャキッとして???登山口を目指したのです。13時40分無事下山です。 帰路の車から見えた十勝幌尻岳、それは広い大地の彼方に優しく大きく佇んでいました。「また来年いらしてください」そんなメッセージが聞こえてきそうな光景に、思わず感謝のおっさんとおばさんだったのです。 |
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十勝幌尻岳(1846m) |
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