あぁ、、、二人の目の前に広がる大展望!!! 左奥にエサオマントッタベツ岳を抱きながら、札内岳がいかにも日高の山らしい姿でせまり、その右奥を見ると冠雪した幌尻岳が大きく聳え、戸蔦別岳がその鋭角な山容を天に向け、北戸蔦別岳から1967峰、ピパイロ岳、チロロ岳と続く山並みがぁ〜〜〜 |
中央に札内岳とその左奥にエサオマントッタベツ岳、右後方に幌尻岳と戸蔦別岳 |
「これだよーーーこれだこれだぁ・・・」おっさんは大声を上げて指差していました。「こんな風に見えるんだぁ〜〜〜」「すごいわねぇ〜〜〜」。 「あれがカムエク、カムエクの左がピラミッド」ガイドブックの表現そのままに(そのままに話してみたかったのですが)、おっさんは呟いていました。 |
中央右奥にカムイエクウチカウシ山とその左にピラミッド峰 左手前がピラトコミ山、その奥にコイカクシュサツナイ岳と1839峰が見える |
さらに南へ目を転じると、手前のピラトコミ山、奥にコイカクシュサツナイ、さらに奥にピョコンと1839峰が顔を出していたのです。 「前回の墨絵のような世界はやはりピラトコミ山だったんだねぇ〜〜〜すぐ手前の岩内岳の奥に見えるのはペテガリかなぁ〜〜〜楽古なんかも見えているんだろうねぇ〜〜〜あれかなぁ〜〜〜」おっさんはそう言いながらデジカメのシャッターを押していました。 日高山脈の山々はまるで波打つかのように大地に向かって落ちこんでいたのでしたぁ〜〜〜 |
南方面の展望 手前中央に岩内岳、その最奥がペテガリ岳か、岩内岳の右がピラトコミ山 |
おばさんは山頂の岩に腰掛けながら、カムエクを見つめていました。「スゴイわねぇ〜〜〜あれがカムエク、、、もうここから見てるだけで十分だわ!!」 静かな二人占めの山頂に広がる展望はあまりに贅沢すぎる光景でした。おっさんは少しだけズームを使って写してみました。 |
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