なだらかなトドマツ林の中を進むと、やがて熊ノ沢の流れが行く手を阻みますが、石づたいに渡り、 数回こんな渡渉を繰り返しますが特に夏靴でも問題はありませんでした。 どんどん進むとコースは高巻きを繰り返すようになります。 落ちるとずぶぬれになりそうな岸をへつり、 太い木の枝がまるでロープのように垂れ下がった急登、この2カ所はちょっと緊張するところでした。 やがて涸沢の急な登りになりました。
岸をへつる
木の枝につかまり急登を
ここからは山頂まで、とにかく急登が続きます。 ゼイゼイハアハアと登るキガクル隊、TOPの彼女(おばさん)は相変わらず規則的であり、 行動隊長のokubさんは淡々と続き、 anoQ隊長は重そうなリュックにつらそうであり、 取材班の青年(おっさん)はカメラのシャッターを押しては、追いつこうと懸命に登り、 やあ結構なペースで進むキガクル隊なのでした。岩壁がどんどんせまってきます。
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