小さなピークを越えると〜小石狩岳(1924m)、そして輝く紅葉が・・・

おばさんは小さなピークを登りきりました。おっさんもためらうことなく、、、ズルーーーおっと危ない危ない、斜面に足を滑らせたおっさんはあわてて態勢を立て直し、一歩一歩確実に登って行ったのでした。そして・・・

小さなピークを登りきり

そしてその小さなピークを登りきると・・・嗚呼〜〜〜目の前には一段と細く鋭い稜線が続き、川上岳は更に遠く見えるわけであり、ニペの耳へと続く複雑な地形と、途中の小さなアップダウンは意外とダメージを受けるような印象をうけるわけでぇ〜〜〜

約1時間で着くだろうと言うおっさんの目論みは脆くも崩れ去ろうとしていたのでした。「まあ行けるところまでだな」おっさんはチラッと時計に目を移していたのです。

一気に広がる展望
手前に小石狩岳、左奥に川上岳、中央奥にニペの耳

紅葉とおばさん
ウラシマツツジの紅葉と鋭く切れ落ちる稜線の東斜面

小石狩岳が近づいてきました。途中のアップダウンは見た目よりは辛くはありませんが、除々に体にダメージが・・・。

川上岳からニペの耳へと続く稜線の彼方にはニペソツ山が見え隠れしていました。どうやら上空には少し雲がでてきたようですね。

小石狩岳付近
小石狩岳〜川上岳〜ニペの耳へと続く稜線、奥に霞むニペソツ山

小石狩岳付近は一段と鋭さと高度感のある稜線歩きでした。以前は高所恐怖症だったおっさんなのですが、段々とその感覚が薄れ、かと言って怖いですから慎重には歩くのですが。

小石狩岳
小石狩岳

細い稜線から落ちこんだ斜面を見下ろすと、見事な紅葉が広がっていて、思わず立ち止まりカメラを向けてしまうおっさんだったのでした。「今年の紅葉は早いよねぇ〜〜〜もう来週あたりがピークになっちゃうかな、このあたりは」「そうねぇ〜〜」おばさんはそう答えながら覗きこんでいたのです。

紅葉1

紅葉2

紅葉3

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