石狩岳山頂からの展望  そして細く鋭い稜線を行く

山頂からの展望は、まさに360度でした。ちょっと霞んだ十勝連峰、そしてトムラウシ山から五色岳、忠別岳を経て高根ヶ原、表大雪の山々へと続き・・・・・音更山越しに聳える北大雪の山々、音更山〜十石峠〜ユニ石狩岳へと続く山並み・・・・・

十勝連峰〜トムラウシ山
十勝連峰〜トムラウシ山

トムラウシ山〜忠別岳
トムラウシ山〜忠別岳

遠く北大雪の山々
音更山と、遠く北大雪の山々

音更山
音更山〜十石峠〜ユニ石狩岳方面

9時45分「それじゃこれで、、、」と簡単に?JAJAさん姉妹に別れを告げて、おっさんとおばさんは川上岳を目差して稜線を歩きはじめました。

それにしても6年越しの出会いなのに、、、なんてあっけない別れなのか、等と思う方々もいるかもしれませんが、山での出会いは一時であり、それは登っている流れでの出会いであり、、、お互いにスンナリとした「出会いと別れ」でもあったのです。


川上岳へ向かって

振り返ると石狩岳山頂にJAJAさん姉妹の姿が見え、それはおっさんとおばさんに別れを告げているかのようでもあり、「またいつか何処かの山で会おうね」おっさんもおばさんもそう思いながら、川上岳に向かったのです。

石狩岳山頂
石狩岳山頂

そんな感傷にふけりながら、、、しかし前方を見るとあっと声をあげそうになる稜線が待ち構えているわけであり、細く鋭い稜線はその東側斜面をすっぱりと切り落とし、登山道はその稜線沿いに続いているようであり、、、後方のなだらかな川上岳まではかなり遠く見えるわけで、、、

「すごいわぁ〜〜〜あれを登って行くんだね!!」おばさんはそう言いながらもためらうことなく、どんどんと進んで行きました。あのピークを越えるとどんな光景が広がるんだろう、、、おっさんはドキドキしながら後を追って行ったのでした。


細く鋭い稜線がぁ〜〜〜
奥の平らな山が川上岳、その彼方に霞むニペソツ山

目の前に小さな、でも尖ったピークが迫って来ます。もし風強かったら怖いですね。おばさんは淡々と進んで行きました。

小さなピーク

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