雪を纏った見事な大木を見ながら細いダケカンバの木々の間を抜けて行くと、前方に真っ白な雪面が広がり、その中心に1本の大きな樹が見えて来る。どうやらその付近が山頂のようである。 |
|
|
11時10分、幌向岳の山頂に立った。だだっ広い山頂は風も強いし、周囲は木々に囲まれていて展望も良く無い。強風を避けながらビューポイントを求めて少し移動する。「こっちが良いわよ」おばさんが叫んでいる。 |
|
|
上空は青空なのだが、強い風と暖気の影響なのか薄い雲が浮かんで遠望があまりきかない。私達はザックをおろしホットコーヒーを飲みながらしばらく待機することにした。 |
|
|
|
|
|