稜線に咲く花々に包まれて、スキー場コースを下山

山頂から少し下りると雪渓が残っていました。この状態ならすごく歩き易いですよね。ただ登山道は完全に覆われていますので、しっかりと確認しながら進む必要があります。

なだらかな稜線を小さなアップダウンを繰り返しながら下って行くのですが、さすがにそろそろ疲れの出て来た一行、koyaさんの「ロープウェイで下りますか、あのスキー場の斜面を歩くって言うのもなんですしぃ」そんな提案に「そうしましょう」とあっさりと決断!

下山
山頂直下の雪渓を下る

こうなると途端に元気になり軽やかな?足取りとなって来るのですが、、、いやいやそれがまぁ、登山道の両側にはミツバオウレンとツバメオモト、エゾイチゲの群落が延々と続くわけであり、、、それは笹薮の中にもまるで敷き詰められたかのように咲いているわけでぇ〜〜〜

「こりゃあ、ホントすごいねぇ」と叫んでいると、もう咲き終わったのでしょうが、オオバキスミレの群落を見かけたり、小さな沢ではエゾノリュウキンカがあまりに美しく〜〜〜しっかりと楽しみながらの稜線歩きとなったのです。

ツバメオモト
ツバメオモト

エゾイチゲ
登山道脇を埋めつくすエゾイチゲの群落

やがて最終リフト駅を横目にスキー場に入りました。眼下にはロープウェイ駅が確認出来るのですが、ここからが結構長く感じる稜線歩きとなるのです。北の峰ゴンドラへの分岐から一気に急斜面を下りてロープウェイ駅へ!14時40分。

スキーシーズンも終わった駅周辺は、数名の観光客の方々がいただけで静まり返っていました。下りのみ1200円也のロープウェイは高度感タップリ、一気に山麓駅へと一行を運んだのでした。

下山

コースタイム(含休憩時間)   登り〜沢コース、下り〜スキー場コース

沢コース登山口 08:25  渡渉開始地点 08:50  金鉱跡 10:10  見晴台 11:05  山頂 12:15

山頂 13:10  ロープウエイ駅 14:40  以下ロープウエイにて下山

ブランク
2002年10月の富良野西岳は
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