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【登り 旧道・沢コース  下り スキー場コース】

渡渉開始2002年10月20日(日)おっさんとおばさんは富良野西岳へ登ることにしました。今回はkoyaさんご夫妻と一緒です。

入山ポストへ届出して更に車を奥へ進めると看板があり「これより先は工事関係者以外は通行禁止、登山者は正規の登山道を」、、、
「富良野西岳」と標識はあるのですが・・・はて、ではどこから入るのかなとウロウロ、ちょっと手前に細い道がありとりあえず登って行くと間もなく砂防ダムがあり、駐車スペースは2〜3台程度。
ダムの横にはテープがぶら下がっていましたし、踏み跡もあり、沢の左岸を進んでいましたので、とりあえずこのダム横を出発点としました午前8時。

さてテープと踏み跡を確認しながら左岸をどんどんと進みます。すぐ横の作業道を車が通過していきます、登山者ではないようなので「やはりあの道を進むと作業道なんでしょうね、でも下山のスキー場コースはそうなると何処を通るのかな?」なんて話しをしながらも、モクモクと前進です。

木々の紅葉があたりを包み、上空は青空、そして山頂方面もチラッと見えています。おっさんとkoyaさんは見つめあいながら(気持ち悪いね〜〜)「また、今日も良い天気だね、えへへへ」とつぶやいたのでした。そんな二人にはおかまいなく、koya奥様とおばさんはどんどんと先に進みます。
そう言えば今回もkoyaさんの手にはしっかりとDVが握られていました。「そっかーー今日も取材ありだな、、、って事はちょっと意識して登るか・・」おっさんはスター気取りで考えていたのでした(不純だあーーー!)。そうこうしている内についに渡渉が始まりました。

へつりガイドブックなどでも普通の登山靴でOKと書いてあります。水量は結構多いのですがあまり深いところは無いようです。登山靴に防水スプレーをかけてスパッツをつければ問題ないようですね。

ところが問題がひとつ、「滑るよ〜〜〜」先頭を行くおばさんが叫んでい
ました。そうなんです、実に滑るんです、苔蒸した石が多いのでしょうか、
おっさんも思わずズルーー「おっとっと・・・」と堪えます。飛び石づたいに歩くよりも、少し水をこぐような感じで歩きやすい所を進んだほうが得策のような気がしました。

途中岩場のヘツリ箇所もありました。そこには落ち葉がたくさんはりついていて、滑り
そうです。おっさんは先頭に立ち落ち葉を払い除きながら、進みます。おばさんクリ
ア、koya奥様も慎重に、koyaさんはしっかりとDVで撮影です。

さて、それからも渡渉が続きます、「滑るよーーー」おっさんが大声で知らせるとkoyaさんが「ハイヨーーー」と、、、と、、、「おおーーーっ、ズルッ、、、バシャッ!!」koyaさんが滑って倒れました、
そのままひっくり返りそうになり、おっさんはあわてて近寄って手をさしだしました。koyaさんはパンツも濡れにぞ濡れし〜〜〜状態になってしまったのです。「だ、だ、大丈夫?」「いっやーー大丈夫ですよ、、、ちょっと濡れたけどすぐ乾くでしょう」、

そんなkoyaさんの答えにおっさんは「違うってDVは大丈夫かと思って、、、それにしても手をさしだすより、デジカメでその瞬間を写すほうが良かったな〜〜〜」おっさんは声には出さずに、くやしそうな顔をしたのでした???(ひ、ひ、ひどーーい)。

どんどんと高度を上げていきます、渡渉を繰り返しながら、登り始めて約1時間半で「仙人の泉」に到着です。斜面にポッカリとあいた穴から湧き水?が流れ落ちています。ここで水補給は可能ですね。

仙人の泉
仙人の泉

さてちょっと休んでまた渡渉しながら登って行くと、左側に金鉱跡が現われます、ちょっと注意していないと見過ごしてしまいそうですよ!坑道を覗いてみると、、、あまり中まではみえませんが、
先人はいったいどのようにしてこんな所を見つけたのでしょうね、ちょっと不思議な気持ちになってしまいます。

金鉱跡
金鉱跡

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