急斜面を登り切り稜線へ

9時50分、「仙人の泉」へ、時間は十分あるし急ぐ旅?でもありませんし、、、かと言って暑さでへばり気味ってこともあるのでしょうが、ここで大休止です。koyaさんは早速しっかりとした構え?で湧水を飲み干しました。とにかく暑い日でしたからねぇ〜〜〜

仙人の泉
仙人の泉

仙人の泉から10分ほどで金鉱跡(標高約800m)に着きます。ここで一行は沢装備を解き足をしっかり拭いて登山靴に履き替えです。足元が急に軽くなった気分でした。
後続のグループが追いついてきてその先に少し残っていた残雪の上を通過して行きました。このあたりちょっと踏む抜き注意の場面でもありました。

雪渓が
金鉱跡へ

金鉱跡からは数回の渡渉で尾根へととりつきます。残り標高差にして500mほど、しかしここからの急登は実に辛いのです。見通しの無いジグザグと切られた急斜面、途中で先行していたグループを抜いて、、、(何故かそうなってしまったわけでぇ・・・)おばさんを先頭にグングンと高度を上げて行くわけであり、

目立った花も無いキツイ登りに息遣いも激しく黙々と登り、汗はダラダラと流れ落ち、、、「待ってぇ・・・」先を進むおばさんのあまりのペースに思わず叫ぶおっさん、、、koyaさんも「こんなにキツかったべか〜〜〜この山」とうなだれ・・・「ここはゆっくり登ろうよ」おっさんは先頭を変わりながら一段とペースを落としながら先に進むのです。

11時5分展望台へ、このあたりから徐々に視界が開けてきます。富良野盆地の彼方にうっすらと霞む十勝連峰が見えていました。

眼下に広がる光景
眼下に富良野盆地、遠くうっすらと十勝連峰が見える

展望台を過ぎた地点で少し大きな雪渓が登山道を覆っていました。歩きづらそうに登るおばさん、最初はその後を続いていたおっさんでしたが、途中から雪渓を直登、
暑かったですから少しでもヒンヤリとした所をと言う目論みのようでしたが、急斜面の雪渓を一気に登るはめとなりかえって汗をかいてしまったとか〜〜〜後に続いたkoyaさんに冷たい視線を投げかけられたのでした。

雪渓

急斜面を登り切り稜線に出ると、視界も開けやっと余裕を持った?歩みとなるわけであり、そして足元にはお花がチラホラと顔を見せ始め、雰囲気は一気に変わって撮影モードとなって来るのです。
しかし安心していてはいけません、登り切った安堵感からもうすぐ山頂とのイメージがわくところですが、ここから山頂までもまだかまだかの行程となるのですから〜

尾根へ

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