上ホロカメットク山が迫る |
さて10時55分上富良野岳(1893m)を過ぎると、いよいよ上ホロカメットク山へ向かって、安政火口へと切れ落ちた岩れきを歩くことになる。 下からは雲が湧き上がり、不気味な様相をかもしだしている。そんな足場を確認しながら進むと、ついに目の前に上ホロカメットク山がたちはだかり、それは急な登りなのだが、これも意外とあっさりと登ってしまう、11時10分。 残念ながら十勝岳方面は雲に包まれたままだ。「ああっ〜今回も駄目かあぁぁ〜〜」そんな私達を救ってくれたのが、境山方面の展望であった。ゆったりと見つめながら約1時間、昼食をとりながら、コーヒーを飲みながら、至極のひとときを過ごしたのである。 12時10分まだ見ぬ十勝岳に未練を残しながらの下山開始だ。 |
名残惜しみながら(境山方面) |
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