馬の背へ

どんどんと高度を上げて行くと、背景には太平洋が広がって来る。振りかえりながらシャッターを押す瞬間だ。

眼下には太平洋が
眼下に広がる太平洋

ヨツバシオガマ、アポイクワガタ等の花を楽しみながら登りきると馬の背だ、7時40分。ここでグーーンと視界が広がる。
アポイ岳から吉田岳、ピンネシリへと続く山並みは大きい。そして足元の斜面に一面に咲き乱れるミヤマオダマキ、目移りする被写体にあえてシャッターは押さずに、そのまま山頂へと向かった。

馬の背にて
馬の背にて(中央奥が吉田岳、左奥がピンネシリ)

ここからはお花を見ながら期待に胸を膨らませて歩くことになる。

アポイゼキショウ、初めて見る花である。小さくてちょっと見落としそうになる。エゾフウロが紫の衣装に日差しをうけて揃って咲いている。

アポイゼキショウ
アポイゼキショウ(ユリ科)

エゾフウロ
エゾフウロ(フウロソウ科)

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