翌6月8日(日)午前5時40分、私達はアポイ岳登山口に立っていた。「花の百名山」でありしかも日曜日である、混雑を避けての早朝の出発とした。昨日一緒だったyamasご夫妻は、既に一足先に山頂へ向けて出発していた。 ここ数日クマがかなり出没しているようで、注意書きがあちこちに貼ってある。何と昼間に公園内でも目撃されているようだ。私はちょっとビビリながら、クマよけ鈴を鳴らした。 静かな登山道は樹林帯をぬって進んで行く。オオサクラソウはもうほとんど終わっていた。 |
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約1時間で5合目の休憩所へ到着した、6時40分。登山道のところどころには大きな鐘がぶら下がっていた。クマよけ鈴の大型版である、かなり遠くまでこの音が聞こえる。 |
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ここから馬の背までは岩場の急な登りが続く。日差しも段々と強くなってきて汗が滴り落ちる。 登山道脇のヒロハノヘビノボラズの黄色が目に写る。そしてヤマツツジの紅とエゾシモツケの白が見事なコントラストを描いていた。 |
ヒロハノヘビノボラズ(メギ科) |
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