馬の背から山頂へ向かう

サマニユキワリがやっと咲き始めていました。前日あれだけ見たのだからもう良いのに、とお思いの方々もいらっしゃるでしょうが、この山で見るサマニユキワリはおっさんとおばさんにとっては、それなりの感覚で受けとめてしまうのです。

サマニユキワリ
サマニユキワリ

7時28分、馬の背へ到着です。ちょっと霞んだ南日高の山々を確認して、そのまま山頂へと向かうことにしました。

さすがにこの頃になると二人は花をあきらめて、とりあえず山頂まで歩こうとしているわけであり、でも幌満お花畑というポイントも眼中にはあるわけで・・・

山頂へと向かう

山頂への岩場周辺には、一握りの心無い人達によって繰り返される盗掘や、登山道外への踏みこみから、ロープが一段と厳しく張られていて、一層距離がおかれてしまった感じです。
アポイ岳周辺の一部入山規制も計画されているらしく、自然の環境を守るためとは言え、人目から離してしまって見れなくなってしまう花、

「人知れず咲いている花って寂しくないのかなあ〜〜〜。その美しさに魅了されて訪れる人達の、熱い想いを花びらで感じとって、より美しく咲こうとするのでは・・・」

そんな独り言を脳裏に記しているおっさんだったのでした。

岩場を登る

登山ものがたりへ
次のページ
HOME