山頂手前から見える吉田岳〜ピンネシリへと続く稜線は、やはり今年も美しく、背後にはちょっと霞んだ楽古岳が聳えているわけであり、展望としては一流だと思うのですが、、、花の百名山に相応しいお花三昧の山行には程遠く、なにかちょっと物悲しくもあり、、、 「どうする?幌満のお花畑は、、、止めようか」「そうだね、何か気が抜けてしまった感じで」お目当ての花の存在すら確認することの出来なかった二人は、山頂即下山モードに決定したのでした。 |
![]() 手前に吉田岳、その背後にピンネシリ、彼方には楽古岳が |
午前8時、アポイ岳山頂に立ちました。一応の記念写真、コーヒーブレイクで少し気持ちを落ち着かせて、二人の男性の到着と入れ替わるように下山を開始したのでした。 |
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馬の背に向かって下ります。ここから眼下に広がる展望も素晴らしいですよね、いつもカメラを構えてしまいます。次々と登って来る人達の姿も見え始めました。二人は馬の背〜5合目を一気に通過し、沢の途中にある休憩所に腰を下ろしました。 「やっぱりまだ早かったよね、あと10日くらいしたら咲き始めるんだろうけど」「でも昨日あんなに沢山見れたんだから・・・」残りのコーヒーを口にしながら、遠くで響く熊よけ鐘の音を聞いている二人だったのでした。 |
![]() 山頂から馬の背へ向かって下りる |
登山ポスト 05:50 新道分岐 06:40 5合目 06:53-07:01 馬の背 07:28 山頂 08:00-08:23 馬の背 08:50 5合目 09:10 新道分岐 09:20 登山ポスト 10:07 |
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