急な尾根をどんどんと登って行きました、ラッセルも少しづつ深くなって来たのですが、先頭のあのQさんのペースは落ちませんでした。10時5分神威岳からの稜線に乗り、前方に見えて来る山頂に向かって進んで行きました。 |
神威岳からの稜線に出ると山頂部が迫る |
細くなって来る稜線、そして山頂部は確実に迫って来るのであり、それはまさしく一行の行く手を阻むかのように立ちはだかるわけであり、しかしまだこの先がいよいよ核心部であることは予想していたのですが・・・ |
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辛い登りに一息つきながらそっと目を移すと、百松沢山南峰がすぐ目の前に見え、それはあの北峰から見た鋭峻な姿とは違い、むしろおだやかな様相で佇んでいて、更に藻岩山〜砥石山方面とその背後に札幌市街がうっすらと見えていたのでした。 |
百松沢山南峰 |
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