さて、15分ほど休憩していよいよ本格的な登りが始まりました。山頂まで標高差で約600m、木々の一切無い火山れきの急斜面を登って行きます。
どうやら上空には真っ白な雲が湧いているようですね。「今日はきっとこんな調子だよ、雲に包まれたり、突然雲が切れたり、、、まあまあの天気じゃないの」そんなおっさんの声はちょっと負け惜しみ的な響きもありますがね。
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はじめは広い尾根ですので、登山道の両側にはロープが張られていました。これならガスにまかれても、、、と思ったのですが尾根が謙虚になって来る上部ではロープはありませんので、視界の悪い時などには十分な注意が必要ですね。
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立ち昇る噴煙、そして流れる白い雲、秋の日差しはそんな流れを時には美しく、時には険しく映し出すわけであり、そんな中を躊躇せずに黙々と登っておばさんも、時々足を止めて大きく深呼吸、また上へ上へと登って行くのでした。
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下から(姿見ノ池)見ていると、案外簡単に登れそうにも見えてしまうのですが、遮るもののない急斜面、天候急変で強風、雨、さらにはガスなどにまかれると怖いでしょうね。足場もあまり良くありませんから、スニーカ等ではなく、しっかりとした軽登山靴は必要です。
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