キバナシャクナゲはいよいよ大群落となって遠き山々を包みこみ、広いなだらかな稜線上をポツンと一人歩くおばさん、 途中の分岐からちょっと緑岳方面を散歩、高根ガ原の彼方にはあのトムラウシ山がどっしりとひかえ、おばさんの行く手には緑岳へと向かうトレースが続き、遥か彼方の雲の上には微かに日高の山々も見えていたのです。 「広い、広いなぁ〜〜〜、なんて広いんだぁ〜〜〜」おっさんはそう呟きながら遠くを見つめていたのでした。
キバナシャクナゲの群落とニセイカウシュッペ山、平山
稜線散歩
行く手には緑岳へと続くトレース、彼方にはトムラウシ山、その右後ろに十勝連邦が見える
そんな感慨に浸っていた二人でしたが、、、「待てよっ、、、チョウノスケソウは???何処?何処なんだぁ〜〜〜」。すっかりこの広い稜線花散歩に夢中になっていた二人は唖然としながら歩き始め、白雲分岐へ9時45分。 ヘナヘナと座りこみ、それでも時々落ち着かなくまわりをキョロキョロ!「とりあえず白雲岳方面へ向かってみようか」そんなおっさんの声におばさんはコーヒーを飲みながら黙って頷いたのでした。さあ、さあ、いったいどうなるんだぁ〜〜〜
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