急な登りを終えると吹きさらしの北鎮分岐に到着、9時40分。分岐に立つと違った展望がグイっと広がるのだが、紙面の?いや画面の??ページの都合上、北鎮岳に登ってから紹介することにする。さすがに風が強い、ちょっとだけ休憩してすぐに北鎮岳に向かって出発した。 分岐から北鎮岳までは見た目かなりきつそうだが、実際には急斜面ではあるもののゆっくり登っても20分ほどである。そこには大展望が待っているのだから、ここまで来たら体調が許すなら是非とも登っておきたいものだ。 |
北鎮分岐 |
「こんにちは〜」もう降りて来る人達も多い、、、何度か登って知っているから、登りのペースはゆったりとしたものだ。それでも10時には北鎮岳の山頂に立った。風が強い、レインウェアを着ながら北大雪に目を移す。前日の夕方に初めて出会ったmakonianさんは今日はニセイカウシュッペ山に登っている筈である。アンギラスや平山までクッキリと見えていた。「きっとニセイカウシュッペ山も素晴らしい紅葉だろうね」 |
北鎮岳 |
ニセイカウシュッペ山と平山 |
「あの〜〜〜ひょっとして・・・北海道あれこれの・・・」「はい、そうですが」、「やはりそうでしたかぁ〜〜〜いつか山でお会いしたいと思っていました。いつもHPを楽しませていただいてます」一人の男性からそんな声をかけられた。旭川のmさん、ありがとうございました。いつか山での出会い〜〜〜それが一番うれしいですよね。愛山渓温泉から入って比布岳から北鎮岳、帰路は裾合平を経て当麻乗越、沼ノ平から愛山渓へと降りるとのこと。「それではまた・・・」途中出会った若い男性と一緒に降りて行く。 北鎮岳からは期待通りの展望が広がっていた。お鉢平を囲む稜線の彼方には忠別岳とトムラウシ山、ニペソツ山もチラッと見えていたような。旭岳の彼方には昨日出会ったsakagさんが歩いているであろう十勝連峰が見えていた。「今頃はどのあたりかなぁ」 |
稜線の彼方にトムラウシ山と忠別岳 |
旭岳方面 |
大塚山から裾合平へと続く紅葉、、、「あのあたりが中岳温泉、あっちの赤はチングルマだろうね」。そして北鎮岳から一番の迫力で目に入るのは、鋸岳、比布岳、安足間岳、そして右に一段と鋭く愛別岳と続く山々であろう。鋸岳の中腹を横切る登山道を進む人達の姿が見えていた。「このまま行きたいよねぇ〜〜〜」「愛別岳はやっぱり凄いわねぇ〜〜〜」ちょっとため息をつきながら見つめる山々・・・ |
大塚山と裾合平 |
中央に比布岳、左に安足間岳、右に愛別岳が鋭く〜〜〜 |
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