風が強い北鎮岳の山頂にいたのは結局20分ほどだったろうか・・・私達は下山を開始した、まだ見たいところもあったし、雲の平の紅葉もまだまだ楽しみたかったし・・・眼下に広大なお鉢平を見ながら降りて行く。次から次へと登って来る人達とすれ違う〜「こんにちは・・・」、、、そして10分ほどで分岐に着いたのだが・・・ ここで私達は大きなすれ違いを演じていたのだった。後日掲示板でのやりとりで判明したのだが、3年前には1年間で3度も山で出会ったwさんが、、、なんとこの場面ですれ違っていたのである。それほど広い登山道では無いのだがお互い足元に注意しながら俯いて下り、登り、、、 |
眼下にお鉢平を見ながら下山 |
もちろんその時にはそんな事とは知らずに、、、また雲の平の紅葉を楽しみながら黒岳石室に向かって行く。往路とは違った角度から見ることになるので、シャッターチャンスも違う。「えっ、こんな光景もあったっけ・・・」と言ったようなこともあるものだ。私もおばさんもそれぞれ気に入った光景に出会うたびに、、、カメラを構える。 |
前方に黒岳を見ながら |
11時20分、黒岳石室に到着。大勢の方たちで賑わっている・・・手伝いをしているhさんに別れを告げて、、、ちょっと見ておきたかった赤石川へと下る沢、つまり北海岳方面へ(美ヶ原)と歩を進めることにした。そしてそこで期待通りの素晴らしい彩りに歓声をあげることになったのだ。「わぁ〜〜〜っ綺麗だよぅ〜〜〜」「おぅ〜〜〜これは凄いぞぅ」アングルを決めてシャッターを押す指先がとても心地よい。 赤石川の渡渉地点まで降りて昼食にした。時々北海岳方面からやって来る人達が行き交う。パンを頬張りコーヒーを飲みながら終わりをむかえようとしている山行を振り返る。「雲の平は本当に良かったねぇ」「この美ヶ原も素晴らしかったわ」 |
美ヶ原へと向かう |
黒岳に向かう、山頂には鈴なりの人影が見えていた。山頂には立ち止まる事無くそのまま7合目に向かって降りて行く、12時40分。まだまだ次から次へと登って来る人達が続く。そしてもちろん下る人達も・・・マネキ岩周辺の紅葉をもう一度カメラにおさめると、取材は?終了。50分ほどかかって登山口に到着、さてここで登山届けに下山時刻を書く人で待ち行列、、、なのであった。 素晴らしい紅葉と出会いとすれ違い?で、紅葉に包まれた大雪山行を終えたのである。 |
黒岳に向かって |
コースタイム(含休憩時間) 7合目登山口 06:40 黒岳 07:45-07:55 黒岳石室 08:10-08:25 お鉢平展望台 09:05-09:15 北鎮分岐 09:40 北鎮岳 10:00-10:15 北鎮分岐 10:25 お鉢平展望台 10:45 黒岳石室 11:20-11:30 赤石川渡渉地点 11:45-12:10 黒岳石室 12:20 黒岳 12:40 7合目登山口 13:30 |
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