さすがに縦走装備から開放されて足取りは軽い、とは言うものの長い距離を歩いて来た疲れはあったので、慎重に登って行く。何度かハイマツを抜けるごとに少しづつ忠別岳山頂部の切り立った崖が迫って来る。チシマツガザクラがちょうど見頃、可愛らしい小さな花をいっぱい咲かせていた。クモマユキノシタやリンネソウを見つけてカメラを向ける。 |
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![]() チシマツガザクラ |
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![]() リンネソウ |
山頂が近づくにつれてまたチングルマの大群落だ、チシマギキョウが咲きエゾツツジが咲き、大雪山固有種のエゾハハコヨモギが咲き、コガネギク、イワブクロ等々、、、コマクサはほとんど終わりがけ〜〜〜 そんな花々を楽しんでいるうちに、いつしか周囲はガスに包まれていた。「なんと又かぁ〜〜〜どうもこの山は天候に恵まれ無いねぇ」14時25分、忠別岳山頂に立った、避難小屋分岐から1時間5分であった。 |
エゾハハコヨモギ |
![]() チングルマ咲く忠別岳へ |
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山頂周辺の花々をちょっと楽しんですぐに下山を開始。眼下には忠別岳避難小屋が見えている、テントがひと張り〜小屋の周囲を歩く人影も見えた。15時半過ぎには避難小屋に戻った。
早速雪渓尻の水をくみながら周囲のお花畑を楽しむ。エゾコザクラが一面に咲いている〜ジムカデもこんなにいっぱい咲いているのは初めて見た。テントは3張りほどに増えていたが、、、小屋に泊まったのは私達と2人の男性のみ。静かな小屋には早々ととばりが下りた。 |
![]() 眼下に避難小屋が見える |
![]() ジムカデ |
![]() ヨツバシオガマ |
![]() エゾコザクラとチングルマ |
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