登りきって少し進むと「五色ケ原」の看板を見る。段々と木道部分が多くなって来る、そして広大なお花畑が展開されて〜〜〜始めはチングルマだった、もうそれは「旬」そのもの、一面に咲き誇る、まるで絨毯を敷き詰めたような・・・と言う表現がピッタリである。 青空の下、小さな沼が点在する、、、まだ残る白い雪渓、、、周辺に咲き乱れる花々、、それはもう至福のひとときであった。「ちょっと休もうよ」木道の広い部分を見つけてザックを下ろす。花々に囲まれながら冷たいドリンクを飲み干す。おそらく週末にかけてはこんなにのんびりは出来ないだろう。多くの登山者で行き交う木道となるのだから・・・「それにしても今日は恵まれたよね、登山道も快適だし、花もこんなに咲いているし、風は弱いし〜〜〜なんと言ってもこの青空!」おばさんも頷く。 |
チングルマの絨毯だ〜 |
代表的な花の開花状況を少しだけ、見頃だった花はチングルマ、ヨツバシオガマ、チシマノキンバイソウ、エゾコザクラ、ワタスゲ、ツガザクラ各種、マルバシモツケ、トカチフウロ、ウサギギク、エゾヒメクワガタ、ミヤマキンポウゲ、カラマツソウ、ミヤマキンバイ、キバナシャクナゲ等々。 特にチングルマとチシマノキンバイソウ、ワタスゲの群落は素晴らしかった。チシマノキンバイソウの咲くお花畑の彼方にトムラウシ山が聳える、揺れるワタスゲ〜〜〜チングルマやアオノツガザクラの絨毯、、、彼方に石狩連峰や北大雪の山々、、、実に広大な絵巻が展開されるのだ。 |
エゾコザクラ |
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トカチフウロ |
ウサギギク |
エゾノツガザクラ |
北大雪の山々・・・右端に北見富士 |
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