9時25分、前紋別岳へ、ん???ちょっと明るさが感じられてきました。「大丈夫、晴れるって、問題はこの次から次へと押し寄せるガスなんだけど」おっさんの言葉には力強さは無く、いわゆるカラ元気的な響きをともなった、無味乾燥?な雰囲気であり、、、 |
前紋別岳 |
小さなギャップを乗り越えて、少しでも早く視線の先に青空を探そうとしているわけであり、、、ただ現実的には確かに上空の明るさを感じてきていて、、、さあ、いよいよ青空の中に突入なのでしょうか。 |
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シラネアオイの丘にはまだ少し雪が残っていて、もちろん花も咲いているわけがなく、ただひたすらに明るくなってきた上空に期待しながら進んで行く二人だったのです。 |
シラネアオイの丘 |
そして山頂部が見え始めた時には、まるでそれが歓迎の意味でもあるかのように(そんな大げさなものではないが)、スーーーッとガスは消えて〜〜〜「来た、キタ、きたぞうおぉ〜〜〜」 |
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青空がグングンと広がってきて・・・それはもう美しく、春の山の輝きを彩るわけでぇ〜〜〜「おぉ、遂に青空だぞっ、、、、やったぁ」と叫ぶおっさんの声はいつになく力強く!!!響き渡ったのです。 |
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