7時14分姿見ノ池到着です(5合目)。姿見とはよく言ったものです。池の水面には旭岳の山容と、噴煙が反射して見事なシルエットを描きだしていたのです。
「最高!!!、これだよ!!」おばさんは大雪の鐘を鳴らし、おっさんはデジカメパチリ攻撃、とその時でした。デジカメのシャッターを押すと「ピピッ!!」と音が鳴るんです。「えっ???」おっさんはびっくりしてデジカメの液晶モニタを見つめました。なんと!なあーーーーんんとおおお!!バッテリーアラームなんです。
ショックでした。あれほど来る前に充電はしっかりしてきたのですが?きっとバッテリーの寿命なのかもしれません。結構酷使してきましたから。しかーーも、いつも新品の使い捨てカメラを持って来ていたのですが、この日は夕張岳でまだフイルム残枚数が9枚だったので、それを持ってきたのです。でもデジカメが使えないということになると、この使い捨てカメラしかありません。でも残り9枚しか使用できないのです。ああーーーー!!!こんなに天気が良いのに、こんなに展望が良いのに、なんてドジなおっさんなのでしょう。悲しんでいても仕方ありません。
しばらくデジカメの電源を切って、又スイッチオン!「うん?」今度は大丈夫のようです。とにかく使えるだけ、ダマシダマシ使うことにしました。
姿見ノ池の横には旭岳避難小屋がありました。入ってみようかな?と思いましたが、標識が立っていて「ここはトイレではありません」????するり、通過することにしました。
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