毎年この時期にこの山を訪れているのは、コジマエンレイソウとの出会いを楽しみたいからである。今年もちょうど咲き始めから見頃を迎えていて、その色合いはとても綺麗だった。まさに「優雅な美しさ」と表現したくなるほどであった。 大型で美しい花弁が0枚～3枚つく。先日の馬追自然の森で見たヒダカエンレイソウに似ているが、産地の違いやがく片が三角状にとがらないことで見分けがつくようだ。「これが綺麗よ～・・・あっ、これは花弁が3枚・・・あれもいいわね」そんな言葉を交わしながらカメラを向けた。

コジマエンレイソウ

さすがに外輪山に出ると風が強くなってきた。遊歩道を進んで行くと広場に出て～その先が展望台だ。予想通り遠望はほとんど霞んでいた。洞爺湖がやっと確認出来る程度、眼下の洞爺湖町や有珠町市街もぼんやりと見えるだけであった。有珠山の全景をカメラにおさめて～ザックを下してベンチに座る。水分補給、軽食を頬張りながら小休止だ。

外輪山遊歩道を行く

南外輪山展望台へ

洞爺湖方面は霞んでいた

有珠山（パノラマ画像）

銀沼火口

眼下に洞爺湖町方面

眼下に伊達市有珠町方面

それにしても吹く風が冷たい。長居は無用とすぐに下山を開始した。次々と登って来る人達が続く。私達はもう一度遊歩道沿いに咲く花々を愛でながら～のんびりと下って行く。12時15分駐車場に到着、その後は昨年同様に周辺の山野草観察へと場所を移した。

下山後に撮影した花々の画像をフォトギャラリーに展示しました。 お立ち寄りください。

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