登山道脇ではまだ咲き残っていたエゾオヤマノリンドウとナガバキタアザミを見た。これから向かう雲ノ平ではミヤマリンドウがまだ咲いていた。果実ではカラマツソウや、おばさんが雲ノ平で見つけたヒメタケシマラン、他ではホソバイワベンケイ、そしてダイセツトリカブトの果実がとても綺麗に見えた。 |
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ミヤマリンドウ(雲ノ平にて) |
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カラマツソウの果実 |
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ヒメタケシマランの果実(雲ノ平にて) |
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ホソバイワベンケイの果実 |
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ダイセツトリカブトの果実 |
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黒岳から石室に向かって大展望を目にしながら下って行く。やがて眼下にやや淡い色合いの秋色に包まれて、黒岳石室が見えて来た。登山道脇の斜面は、ビッシリと埋め尽くすウラシマツツジの紅葉で赤く染まっていた。 「それじゃ、先に行ってるよ」、ここで少し待機したいおばさんと別れて私は一人で先に下って行く。黒岳石室周辺の紅葉の奥にはこれから向かう桂月岳が見えていた。 |
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黒岳石室に向かって下って行く |
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眼下に黒岳石室を見て |
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ウラシマツツジ |
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正面に桂月岳と左に黒岳石室 |
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黒岳石室には何度も訪れていたが、桂月岳に登るのは2回目である。初めて登ったのは2005年7月で旭岳からお鉢平を巡って石室でテント泊、翌朝のご来光狙いであった。今回は明るい時間帯?に訪れてみようと思ったのである。行程的には石室から約15分程度で登ることが出来る。 石室で休憩している人達を横目に、私はそのまま桂月岳に向かって進んだ。ハイマツ帯に刻まれた登山道をぐんぐん登って行く。斜面を彩るヒメクロマメノキの群落が凄い。ウラシマツツジを圧倒するように岩場を埋め尽くしていた。眼下に石室を見ながら一気に登り詰めた。「これぞ黒岳」と言わんばかりに黒々としたピークが目の前にあった。午後の陽射しではどう見えるのだろうか? 独り占めの頂上で周辺の展望をカメラにおさめて小休止だ。 |
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ウラシマツツジとクロマメノキの紅葉 |
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クロマメノキの紅葉と眼下に黒岳石室を見る |
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紅葉の奥に黒岳が |
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桂月岳の頂上からは黒々と黒岳が・・・ |
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ニセイカウシュッペ山、平山方面を見る |
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凌雲岳と雲に隠れる川上岳方面 |
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