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前方に迫力ある大槍を見てそのコルに立つ。「これは綺麗だ~」「素晴らしいわね!」私達は圧倒されていた、大槍の姿にでは無くて、その周辺のお花畑の花模様にである。チシマノキンバイソウ、トウゲブキ、チシマフウロ、ヨツバシオガマ、まだ蕾のナガバキタアザミ、そしてエゾヒメクワガタが咲く。そんな花々が、やや霞んだ光景に見事に融け込んでいた。「いいねぇ~」私はファインダーを覗きながら呟いた。

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大槍が迫るのだが、足元に花々が咲き誇り

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花々に囲まれながら・・・

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チシマノキンバイソウ、トウゲブキ、チシマフウロ、ヨツバシオガマ等が咲くお花畑

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トウゲブキ

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チシマフウロ

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ヨツバシオガマ

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エゾヒメクワガタ

「そろそろ行こうか」、お花畑のあまりの美しさに足をとめていた私達ではあるが、稜線に向かって登り始めた。

「あっ、ノゴマよ」おばさんが指差す。すぐ近くのハイマツの上にとまっていた。囀りはもう少し奥から聞こえていたが、こちらはじっととまったままで囀る様子も無い。私のレンズでも何とか届く距離のようだ。何度かシャッターを押すと・・・ノゴマは飛び去った。今回はおばさんはカメラは持って来なかった。この暑さの中で一眼をぶら下げての山行はシンドイと判断したためだった。ノゴマに、そんな私達への配慮を感じた?一幕でもあった。

チシマヒョウタンボク、ムカゴトラノオ、そして大きなチングルマを見ながら稜線に飛び出した。前方に迫力満点の吊尾根を確認して~沢斜面に流れ込むように咲くエゾノハクサンイチゲ、チングルマ、奥にチシマノキンバイソウ等々。「あぁ~」とその美しさに感動を覚えながら、足元に咲くエゾノハクサンイチゲにカメラを向けた。


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ハイマツにノゴマがとまっていた

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チシマヒョウタンボク

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ムカゴトラノオ

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チングルマ

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稜線へ

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前方に比麻奈山への吊尾根(通称:アンギラス)を見て

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沢斜面へ流れ込むようにエゾノハクサンイチゲ、チングルマ、奥にチシマノキンバイソウが・・・
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エゾノハクサンイチゲ

登山道は山頂に向かって稜線上を進んで行く。左に山頂へと続くおだやかな山容、右には大迫力の比麻奈山への吊尾根(通称:アンギラス)を見て、その奥に平山、、、そんな稜線歩きは心地良い。しかし~この日は暑かった・・・

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山頂へ向かって稜線を行く

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比麻奈山への吊尾根(通称:アンギラス)と右端が平山
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イワヒゲ

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