ハイマツ帯に刻まれた登山道は、山頂手前ピークの西側を進んで行く~何度も歩いているだけに、見た目よりも近いと知る山頂を目指しながら・・・。 10時55分、ニセイカウシュッペ山の山頂に立った。登山口をスタートしてから3時間45分だった。
この日は三連休の最終日とあって、山頂は多くの登山者で賑わっていた。気温が上がって遠望は霞んでいたが、アンギラス、平山方面、そして大槍と目の前に展開している光景をカメラにおさめた。
稜線上と山頂周辺で見られた花々だが、ヒメイワショウブとチシマゼキショウはほぼ終盤、ミヤマキンバイ、サマニヨモギ、コケモモ、ミヤマアズマギク、そして咲き始めたばかりのタカネシオガマとイワギキョウ等である。
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山頂手前のピークの西側を進み
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最終コルへ
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ヒメイワショウブ
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ミヤマキンバイ
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サマニヨモギ
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イソツツジ
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アンギラス、平山方面
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大槍を見て
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咲き始めたばかりのタカネシオガマ
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チシマゼキショウ
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コケモモ
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ミヤマアズマギク
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イワギキョウ
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11時30分、私達は下山を開始した。アンギラスを見ながら山頂を下って行く。やがて前方に迫力の大槍を見る。私は下山時に見る大槍の姿方が圧倒的に好きだ。この頃からちょうどガスが少し流れ始めて、その迫力が際立って見えた。
稜線から1742mコブに向かって尾根を下って行く。そして~チシマノキンバイソウに囲まれて~おばさんはしきりと花に向かって手を振っていた、「可愛いね~、綺麗だよ~」。
14時15分、登山口に下り立った。「お疲れ~」と装備を解いて車に乗り込む。作業道と林道の間の中間付近だったろうか、突然車の前に大きなエゾシカが飛び出した。「わっ!!!」私は叫びながら急ブレーキ!、エゾシカは瞬時に身を翻すようにしながら横切った。
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下山開始
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大槍に圧倒されながら
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1742mコブを見ながら下って行く
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チシマノキンバイソウ
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コースタイムは省略します。
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(注:中越からの林道は途中に施錠ゲートがあります。事前に上川森林事務所へゲートナンバーの確認が必要です) |