そして～いよいよ尾根に向かっての長くて急な階段登りが始まった。しっかりと整備されているので比較的歩きやすいのだが、濡れている個所ではかなり滑りやすいので注意が必要である。 尾根を登りきると視界が一気に広がって～爆裂火口の奥に十勝岳、さらに進むと三峰山から富良野岳へと続く大きな山並みを見て～足元の左側は爆裂火口となって落ち込み～さらに八ツ手岩を見ながらと迫力のある光景が次々と展開する。「素晴らしいねぇ～」「今日は最高だ」行き交う人達のそんな声を聞きながら心地良い登りが続く。

長い階段登りが続く

尾根に出ると・・・

爆裂火口の奥に十勝岳

三峰山を見ながら・・・ 画像クリックで幅1024ピクセルのパノラマ画像表示

八ツ手岩を左に見て

やがて前方に目指す上ホロカメットク山を見ながら、三峰山沢からの源頭部へと進んで行く。見上げる稜線の縦走路を行く登山者の姿が小さく見えていた。「絵になるよね～」と言いつつ、カメラを向ける。いよいよ稜線へ向かって最後の急斜面だ。大きくジグを切りながら登って行く～大きく広がる光景にはパノラマ画像がお似合いだ。 滑りやすい岩れきの登山道を一歩一歩慎重に～大きな奇岩の基部に向かって登って行く。登り切って立ち止まり～大展望を俯瞰する。富良野岳には雲海が押し寄せ～遠く夕張岳や芦別岳が雲の上に見えていた。贅沢三昧なロケーションの中に身を置いていると実感できる瞬間であった。

前方に目指す上ホロカメットク山を見ながら沢源頭部を進み

稜線上の縦走路を進む登山者をズーム

大きくジグを切りながら登り 画像クリックで幅1024ピクセルのパノラマ画像表示

大きな奇岩に向かって急斜面を登り

雲海が押し寄せる富良野岳を見る 画像クリックで幅1024ピクセルの富良野岳と奥に夕張岳、芦別岳のワイド画像表示

ひと登りで稜線に飛び出す、ここは十勝岳方面へ向かう人～富良野岳方面へ向かう人達の縦走路分岐地点でもある。すぐ左側が上富良野岳だ。 南東方面の展望が一気に広がる。遠く雲海に包まれながらニペソツ山、丸山そしてウペペサンケ山、更に視線を移すと境山へと続く山並み～残念ながら下ホロカメットク山はこのあと少し顔を出した程度であった。

稜線に飛び出すと上富良野岳は目の前

遠く雲海に包まれながらニペソツ山、丸山、ウペペサンケ山が見えていた

境山方面

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