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目の前の大槍の迫力に圧倒されながら、いよいよ花紀行の始まりである。エゾノツガザクラ、大雪山の準固有種ジンヨウキスミレ、咲き始めたミヤマキンバイ〜咲く花々に目を奪われるながら一気に稜線上に出た〜9時50分。

前方には比麻奈山へと続く鋭い吊尾根(通称:アンギラス)、そし比麻奈山から続くなだらかな稜線上にその存在を隠すかのような目立たないピークの平山が見えていた。奥に見えるのは武利岳や武華岳だろう。

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エゾノツガザクラ
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ミヤマキンバイ

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ジンヨウキスミレ
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稜線に出る

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左に比麻奈山へと続く吊尾根(通称:アンギラス)、右端が平山  奥には武利岳と武華岳が見える
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いよいよ山頂までの稜線散歩の始まりだ。登山道脇に〜一面に敷き詰められたように咲く花々はこの時期ならではの輝きをはなっていた。個々の花を愛でると言うよりも、全体的な彩りに圧倒される。これぞ「大雪山の花模様」とでも表現すべきだろうか。過酷な環境に耐えながら一時輝く花々は本当に美しい。

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稜線散歩が始まった

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稜線上を埋めるお花畑
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大槍の東斜面の雪渓が美しい

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