尾根へ飛び出すと、先に登っていた兄妹が休んでいた。私達はそのまま上富良野岳の山頂へ進んだ、9時00分。
もう大展望は間違いないと確信していたから、特段急ぐことも無く~ザックを下して水分補給をして~おもむろにカメラを構えた。富良野岳へと続く稜線の奥に芦別岳を見てズーム、眼下にD尾根と凌雲閣から続く遊歩道や三段山、そして目を転じると境山や下ホロカメットク山、遠くニペソツ山や丸山、ウペペサンケ山、然別湖を囲む山々・・・360度の大展望はまだ上ホロカメットク山からも堪能出来るのだからと、山座同定は簡単に済ませて・・・
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上富良野岳へ |
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富良野岳への稜線の奥に芦別岳が見えていた
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D尾根を見下ろす 奥の眼下には凌雲閣と火口への遊歩道が見える
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三段山を見下ろす
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遠くニペソツ山、丸山、ウペペサンケ山
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境山とその右奥に下ホロカメットク山
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稜線上の分岐標識で二人の兄妹がザックを枕に寝そべっていた。その場慣れした雰囲気を「負けたなこりゃぁ」と見ているとお父さんが登って来た。そんな微笑ましい様子を見ながら~私達は上ホロカメットク山に向かって縦走路を下って行く。爆裂火口淵を進む、見下ろす火口は恐ろしいほどの迫力である。一部崩れて補強されている個所もある。風の強い日には十分な注意が必要だろう。
目の前に目指す山頂が迫って来る、標高差約50mほどの登りは見た目よりはあっけない。9時25分、上ホロカメットク山の山頂に立った。登り始めてから2時間45分だった。
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上ホロカメットク山へ向かって
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火口淵を通って
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最後のひと登り
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上ホロカメットク山へ |
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