広くなだらかな尾根を進んで行く、風も弱く寒さはほとんど感じない。クラストしているかもと心配していた尾根上には適度な雪が積もっていて、しかも先行トレースがあるのだから快適である。しかしこの吹きさらしの尾根は、一旦天候が崩れると地獄と化すのだろう。 高度が上がるにつれてどんどん視界が広がり、、、振り返りながら、、、広大な光景を背に感じながら一歩一歩登って行く。大樹氷群の奥には支笏湖とその周辺の山々、視線を移せば遠く札幌近郊の山々が連なる。羊蹄山と、手前に重なるように尻別岳が見え〜「あれは竹山だな」しばし立ち止まり山座同定だ。

左前方に先行する男性の姿が小さく見える

樹氷群と支笏湖を背に登る

支笏湖を囲む山々（パノラマ）
　　　　　

手前に白老三山、奥に丹鳴岳、恵庭岳、イチャンコッペ山、右奥に紋別岳


風不死岳と樽前山


北方向を見る　　右から恵庭岳、漁岳、そして遠く札幌岳、定山渓天狗岳、無意根山等


中央に羊蹄山とその手前に重なる尻別岳　奥にニセコ連邦が霞み・・・左に貫気別山と竹山