南口コースとの合流地点からは岩稜の基部に向かって、樹林帯の中を登って行く。吹き出す汗に夏山モード全開を感じながら水分補給だ。「暑いねぇ〜どうしたんだろ、この暑さは・・・」「南口コース側のお花も咲
きだしているんじゃない?」そんな会話が帰路のコースを予想させる。 やがて足元を大小の岩が覆い始めると〜登山道は右に斜上して行く。ここを過ぎると・・・あとはお待ちかねの〜私にとっては緊張の連続の登山道となる。 |
南口コースとの合流地点 |
岩稜の基部に向かって登って行く |
基部を右に斜上して行く |
しばらくは右側がすっぱりと切れ落ちた細い登山道との 付き合い?が始まる訳だ。「慎重に行けよ!」私は自分に言い聞かせるように叫ぶ。おばさんは頷きながらどんどん進んで行く。一旦岩稜上に出てから岸壁の北側の巻き道に・・・このあたりから緊張はピークに
達する。 「あんまり下を見ないように・・・」と声には出さずに慎重に歩を進める。登山道脇に張られた補助ロープ、あくまでも補助程度につかみながら・・・先を進むおばさんにカメラを向ける。「あぁ〜また来 てしまった」などと思っても、もう後戻りは出来ない。 |
右側が切れ落ちた斜面 |
一旦岩稜上に出て |
岸壁の北側を巻いて進む |
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