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スミレで目立つのは「フイリミヤマスミレ」だった。ミヤマスミレのほとんどが斑入だったと言って過言では無い。それだけにやはり葉っぱの白い斑が綺麗な株を探すことになる。他ではポツポツとではあるがマルバスミレを見ることが出来た。地面に這ったように咲いているものがほとんどで、カメラにおさめるのに難儀した。

意外な場所で見たのはタチツボスミレの白花、距は紫色なのでオトメスミレだろうか。なんでこんなところにとちょっと驚きながら初見の花を楽しんだ。
数はあまり多くはないもののヒナスミレも見られた。

ヒトリシズカは決して静かではなく、エゾオオサクラソウに囲まれて大勢で?咲き誇っていた。


フイリミヤマスミレ


マルバスミレ

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オトメスミレ


ヒナスミレ

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ヒトリシズカ

少し山道コースについて触れておきたい。コースは沢から尾根に上がってまた沢に下りての繰り返しである。何度か渡渉を繰り返すが、特に深い沢のルエランベツは注意が必要である。固定ロープが設置されているが雨上がりなどにはかなり緊張を強いられるところだ。簡単に花散策のフットパスコースと思って歩かないことである。

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晴れ時々曇りで風は弱く散策にはちょうど良い日となった。足元に咲く花々を楽しみながら〜すぐ近くにとまった野鳥(コゲラ)に話しかける、途中の原田宿跡で大休止、この道の歴史をちょっと感じながら静かなひとときを過ごす。

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コゲラ(おばさん撮影)

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原田宿跡にて

約4時間半の花散策を終え、コトニ側の入り口に着いた。サクラが咲く道を歩きながら山道行を終えた。

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コースタイム(含休憩時間、花散策時間)
幌満側(東口)入口 07:55  ルエランベツの沢 09:40  原田宿跡 10:30  コトニ側入口 12:30

2009年11月22日の【昔日の面影を追って・・・いにしえの道「様似山道」を行く】は、こちらから
    
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