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私は前方に広がる表大雪の山々に視線を向けた、見えていた、全て見えていた。「やったぁ」ほっとしてザックを下す。北海岳、旭岳、北鎮岳等のお鉢平を囲む山々が広大に広がる、もちろん白雲岳も。遠く石狩連峰のシルエットが浮かび、、、「凄いわぁ〜〜〜」「綺麗ねぇ〜〜〜」そんな歓声に誘われるように烏帽子岳の斜面を見る。「おぉ〜〜っ」これぞ大雪の紅葉とでも言うべき鮮やかな輝きが斜面を覆う。ズラリと居並ぶカメラマンの中に入り私もシャッターを押し続けた。

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お鉢平を囲む山々と左に白雲岳

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手前に凌雲岳、その左奥に北鎮岳

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石狩連峰と左奥はクマネシリ山塊か

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烏帽子岳方面の紅葉

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黒岳山頂からの眺望を十分堪能して〜黒岳石室に向かって下って行く。ハイマツの緑〜ウラシマツツジの紅が斜面を覆う、奥には白雲岳が黒々とした姿を見せる。
どんどん下って行くと・・・「ピチッ」、エゾナキウサギの声だ、あちこちにから聞こえて来る。「あそこにっ」「あっ、今度はこっち」、、、「あっ、シマリスだよっ」「ハイマツの中にもぐりこんだ」、、、「あっ、ほらっ、そこに」。「撮れましたか?」そう聞かれたおばさんは「え〜何とか」と嬉しそうに答えた。さすがに飛び回っているホシガラスは無理のようである。

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黒岳石室へ向かって下る

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ウラシマツツジの紅葉の彼方に白雲岳

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昨年歩いた美ケ原方面の紅葉もまだ美しい、紅葉に包みこまれるように佇む黒岳石室、彩りの奥にニセイカウシュッペ山が顔を出す。そんな光景を楽しみながら黒岳石室に到着、09時05分。ちょっとだけ立ち止り〜すぐに雲の平へ向かって進んだ。

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美ケ原方面を見る

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黒岳石室付近の紅葉

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紅葉の奥にニセイカウシュッペ山が顔を出す

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黒岳石室 奥は桂月岳

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雲の平に向かう

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