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やがて夏道と合流して〜なだらかな尾根を進んで行く。この付近は夏道でもコースがやや不鮮明になるところかもしれない。先行したトレースはあちこちに見られた。ただ方向さえしっかり確認して進めばこの時期の方がコース取りが容易かもしれない。

そして二つ目のビューポイントを通過する。それは支笏湖を背に登る光景であり、恵庭岳の雄姿であり・・・カメラを持つ手に力が入る場面であった。

なだらかな尾根を行く
なだらかな尾根を進み

支笏湖を背に
途中のビューポイント

恵庭岳
恵庭岳が聳える

そう言えば、まだこの日の天気については触れていなかった。天気予報では晴れマークであったが、高曇りの薄日が差す状況が続いていた。上空はそれなりに?白っぽい。本当はもっとくっきりとした青空を背景にした写真を撮りたかったのだが、まあそれは贅沢と言うものだろう。

758mピークを見ながら一旦少し下って行く。そしていよいよ標高差約150mの急登が始まる。急な斜面を見上げながら一直線に登って行く。そんな斜面に耐えきれなくなるかのように、大きくジグを切ると・・・恵庭岳が一層の迫力で望まれて思わず立ち止り歓声をあげる。

一旦下って
反射板のある785mピークに向かって一旦少し下り・・・

登りだ
一直線の登り

登り2
急斜面は大きくジグを切り

恵庭岳を見ながら
恵庭岳を見ながら急斜面を登る

反射板がどんどん近づいて来る。右方向にやっとイチャンコッペ山が見え始めた。初めて登った人なら、「もうすぐ急な登りを終えようとしているのに、、、まだ山頂が先だなんて〜ちょっと酷でない?」と愚痴でも出そうな場面でもある。しかし、登って来た方向を振り返ると、「あのあたりから登って来たんだね」と自分の足に感心するほど、、、それは遥か下に見えるのだ。

気合を入れ直して一気に785mピークに立つ、10時15分。

反射板が見えて
785mピーク直下

山頂はまだ奥だ
右奥にイチャンコッペ山が見えて来る

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