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ハクサンイチゲの蕾がやっと膨らみ始めていた。いつもならとっくに咲いている筈なのだが〜やはり今年は結構花期が遅れているようである。咲いていた花を見つけて大事そうに?カメラにおさめた。「これこれ、、、可愛いわっ」淡いピンクのショウジョウバカマが多い。

9時55分、神居尻山の山頂に立った。出発してから2時間25分であった。ガイドブック(かなり古いが)のコースタイムでは、登り2時間20分となっているから、休憩と撮影時間こみの私達のペースは、それほど遅くは無いのかもしれない。年をとるにつれてちょっと気になる点でもあるが、そのために急ぐことは全く無い。

山頂では食事している男性と、さきほど追い抜いて行った男性の二人だけだった。

ハクサン
エゾノハクサンイチゲ(おばさん撮影)

ショウジョウバカマ
淡いピンクのショウジョウバカマ(おばさん撮影)

もうすぐ

ピーク

崖縁の急斜面を登る頃から、842mピークには登って来る人達の姿が見えていた。私達は山頂の少し先のピークで休憩することにした。ベンチの前にザックをおいて〜更に眼下に見える避難小屋方面へ進む。ピンネシリへと続く稜線はとても美しい。

この稜線上のピンネシリへの縦走路は崩壊のため現在は通行禁止となっている。8年前に私達はBコースから登ってピンネシリをピストン、Aコースを下山した。距離にして約19km、9時間15分の山行だった。今ではとてもそんな元気は無い、縦走路を見ながらその時の事を思い出して苦笑いする私達だった。ピンネシリの山裾の奥に芦別岳が霞んでいた。

ピンネへ
ピンネシリ山へと続く稜線(縦走路)

その2

夕張山地が
遠く芦別岳が霞む

山頂は賑わい始めていた。私達はこの席を譲るように下山を開始した、10時35分。崖縁急斜面の階段を下って行く、この地点は登りよりも下りの方が注意が必要だと思う。躓いて崖下にでも落ちたら大変である。強風の時にも十分注意する必要があるだろう。風を避けることも出来ないだろうから。

次々と登って来る人達、私達は立ち止り〜すれ違う。「ありがとうございます」「どうぞ〜ゆっくりと」、この天気である〜札幌近郊の日帰りコースとして人気の山なのだ。

下山1
青山ダム方面を見下ろしながら下山

下山2

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