広大な雪面が目の前に広がる〜なだらかな登りがずっと続いている。方向を定めておばさんは歩き始めた〜〜〜驚いた〜〜〜いつもならこの付近は硬い雪面に覆われていて、状況によってはクトー等も必要な場合もあった。ところがこの日は、、、硬い雪面の上にシットリと柔らかい雪が積もっていて、快適このうえ無い状態だったのだ。 私はもう一度時計に目をやった、、、「これなら行けるかもしれないな」、まだこの地点からは山頂や徳舜瞥山などは見えない、せめてその様子だけでも確認したい。おばさんも同じ気持ちなのだろうか〜黙々と登って行く。 |
![]() なだらかで広大な尾根を行く |
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俯いて立ち止った時だった、「わぁ〜〜すごいよぅ」おばさんの声だ。振り返った・・・眼下には今私達が登ってきた大樹氷群が輝きながら広がっていた。「おぉ〜〜〜っ、これだぁ〜〜〜っ」そう言いながらザックからデジイチを取り出しシャッターを押す。白老岳方面も見えている〜「もう〜〜〜最後まで二刀流だな」私は観念?してまた登り始めた。 そんな様子をおばさんは上からカメラにおさめていた。「疲れきった表情で登るおっさん??」と言うタイトルをつけられた写真である。 |
![]() 眼下に広がる大樹氷群 |
![]() 大樹氷群を背に登るおっさん(おばさん撮影) |
![]() 白老岳方面 |
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おばさんは気配?を感じたのか〜〜〜西側に向かって進み始めた。そして間もなく・・・「見えてるぅ〜〜〜」と叫ぶ、そんな声に私もあわてて後を追う。そして・・・11時50分、ついに私達の前に徳舜瞥山とホロホロ山がその姿を見せたのだった。標高約1230m地点、当初の予定には50mほど足りなかったが〜これでもう十分だった。 上空の雲の切れ間から薄日が差し込んでいて、徳舜瞥山とホロホロ山の山頂を照らす。この光景を見たさに何年間このルートを歩き続けたことか、、、思えば2004年3月の山行でこの展望を見てから〜2007年から3年連続で登り、しかしいずれも展望には恵まれず、そしてこの日を迎えていたのだ。 「ついにやったね」「うん、良かったね〜」、予想外の風の弱さだったし〜雪質もほぼつぼ足でも歩ける状況だった。寒さもほとんど感じない。「今日は恵まれたねぇ」、「まさかここまで来れるとは思わなかったわっ」「まだまだ我々の体力も捨てたもんじゃないなぁ」私達は苦笑しながらホロホロ山の山頂部を見つめていた。 |
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![]() 徳舜瞥山 |
![]() ホロホロ山 山頂方面を見る |
写真撮影を終えて樹林帯まで一旦下って行く。眼下の大樹氷群めがけて下って行くさまは爽快である。しかしそれもこんな天気だから言えることで〜これだけ広い尾根だけに〜これが視界不良で風が強かったらとても耐えられ無いだろう。天気の見極めが大切なルートである。 モンスターに囲まれてザックを下して休憩する。ホットコーヒーを飲み干す・・・うまい!!!体に少し疲れがたまってきているのを感じる。「さすがに少し疲れたね」おばさんも頷いた。 軽食を食べ終え〜装備を整え直して〜下山を開始した。極上のパウダーを味わいながら林間コースを慎重に、時には突っ込んで滑り下りて行く。13時30分、大滝工芸館前に着いた〜GPSでの測定距離はちょうど12kmだった。 |
![]() 大樹氷群を見ながら下山 |
コースタイム(含む休憩時間) 大滝工芸館前 08:00 650m付近 08:50 825m地点 09:45 970m付近 10:30 1100m付近 11:20 1230m付近 11:55-12:10 途中休憩 12:20-12:40 大滝工芸館前 13:30 |
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