モンスター軍団がお出迎えだぁ〜〜〜
ホロホロ山 北西尾根を行く


2004年3月7日(日)、おっさんとおばさんはkoyaさんと大滝村三階滝の工芸館前駐車場に立っていました。今回はホロホロ山北西尾根を登り、もし条件が良ければ徳舜瞥山のコルへ立ち、あの尖った山頂部を見ようという計画だったのでした。しかし、おっさん達のことですから、あくまでも無理をせず、12時過ぎを目途に引き返す事はお互いしっかりと了承済みの山行だったのです。

午前8時2分、工芸館の裏手から出発、すぐに急な斜面を登りきると、目の前には一面真っ白な雪原が現れました。高曇り、薄日の差す無風の雪原は、早くも徳舜瞥山の山頂を見せながら、ちょっとモノトーン気味の雰囲気をかもしだしていました。

コンパスで方向を確認して、まっすぐ林間を目指して進むおばさんは久々の感触に満足していました。そう言えば山スキー行は約1カ月ぶりですからね。

真っ白な雪原を進むおばさん
前方には早くも徳舜瞥山が見えて来る

固めの雪面に積った10センチ程度の雪は軽くサラサラ、ラッセルはさほどの苦労もなく、気持ちの良い山歩きがいよいよ始まったのです。
やがて樹林帯に突入、段々と木々の気配が濃くなってきて、650mを過ぎたあたりからちょっとした急斜面になります。ここは木々の間をすり抜けるように、ジグザグと登って行きました。

「こりゃあ下りは大変ですよねぇ〜〜〜」koyaさんの言葉に頷きながら、おっさんは黙々と歩いていました。尾根は概ねなだらかで広く、北側の切れ落ちた斜面に気をつけていれば、あまり危険はありません。

樹林帯を進む

それよりもトドマツなどの木々が行く手を阻み、前方を見ながら抜けられそうなところを探して、右へ左へ、でも方向はしっかりと確認しながら進みます。

高度が上がってくるにつれて大木が目立ち始め、たっぷりと雪化粧したその様は、まるで巨大なクリスマスツリーを見ているようで、そんなツリーがあっちにも、こっちにも・・・・「いっや〜〜〜きれいだねぇ〜〜〜良いムードだぁ〜〜〜」

巨大なクリスマスツリー

やがてお目当ての徳舜瞥山が見えてきました。「う〜〜〜ん、もうちょっと青空が欲しいですねぇ〜〜〜」koyaさんはそう言いながらデジカメを構えていました。

そうなんです、高曇りの空は山の輪郭ととけこんでしまいそうで、、、でもねぇ、風も無くしかもちゃんと見えているのですから、それよりも望むなんて贅沢ですよね。

徳舜瞥山を見つめる
中央奥に徳舜瞥山

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