第一公園の木道歩きは楽しい、ホソバノキソチドリが咲き、タチギボウシがちょうど咲きはじめ・・・ワタスゲが揺れ〜エゾカンゾウが終わりを迎え・・・かわってコガネギクやタカネニガナの黄色が木道脇を彩る。今回おばさんはマクロレンズをつけて花々の撮影に夢中だ。私は300mmのレンズにかえて遠くのワタスゲを狙ってみた。小鳥の囀りを聞きながらシャッターを押す、これもまた至福のひとときだ。 木道をどんどん進んで行く、前方には目指す小化雲岳方面が見えてくる、、、ひとりの男性が下りてきた。ヒサゴからトムラへ〜昨日から今日とまずまずの天気だったようである。「木道が終わってから登山道が泥沼になっているところがありますよ」「ありがとうございます、お気をつけて〜」 |
![]() ホソバノキソチドリ(おばさん撮影) |
![]() タチギボウシ |
![]() ワタスゲ |
![]() タカネニガナ |
![]() 前方左に小化雲岳が |
木道を過ぎてしばらく進むと、登山道はあの男性の言っていた通り多少荒れてきた。ところどころ泥沼になっている。しかし3年前の時に比べればまるで天国と地獄だ。「あの時はほんと、しんどかったわよね」「ちょうどこのあたりで休んだのかなぁ〜風は強かったし視界は悪いし、濃いガスでジットリモードだったしね」。もちろんその時にも登山道脇には花がいっぱい咲いていたし、写真も沢山撮った、、、でも今回は天気に恵まれているし、気分的にも肉体的にも余裕をもって歩いていた。 |
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![]() ウメバチソウ(おばさん撮影) |
![]() ミヤマリンドウ(おばさん撮影) |
![]() リンネソウ |
ハイマツや背の低い笹を少し漕ぎ分けながら、、、ゆっくりと登って行く。第一公園ではまだ遠く見えていた小化雲岳がだんだん迫って来る。「もう少しだね」腕時計に目をやりながらそっと呟いた。 最初にも書いたが今回の山行の最終地点は11時30分まで、およそ小化雲岳周辺としていた。小化雲岳には登山道は無いからその東側のポン沼あたりまでを予定していた。もう少し先の1947m地点まで進むとすれば標高差約1300m強、距離は片道約10kmの行程である。最初の三十三曲りの急な登りに耐えると、あとは第一公園への登り、そして標高1550m付近から小化雲岳方面への比較的緩やかな登りがあるだけである。それよりもむしろその距離の克服のほうが大変かもしれない。それをクリア出来ると、大雪山系と言えども、トムラウシ山への縦走路と言えども、、、化雲岳までは静かな山行が存分に楽しめる。 展望がぐんぐんと開けてきた、「やったね〜〜〜」おばさんが旭岳を背景にして歩きながらうれしそうに叫ぶ、どっしりと大きな山塊を見ながら登って行く気分は爽快だ。凡忠別岳と忠別岳もすぐ近くに見えている。足元にはチシマツガザクラの絨毯だ。 |
![]() 小化雲岳が迫って来る |
![]() 旭岳を背に(右に白雲岳と緑岳) |
![]() 凡忠別岳(中央)と右に忠別岳 |
![]() チシマツガザクラ |
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