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「わぁ〜〜〜綺麗よぅ・・・」おばさんが叫ぶ、昨年もその凍てついた木々の輝きに感激した。今年もうっすらと青空を感じながら白い輝きを見つめる、、、登って行く。粉雪なのだがラッセルは結構重く感じる雪だった。しかし写真を撮らないとなると、もうひたすらラッセル、ちょっと俯き加減に登って行くしかない。それほどの急斜面では無いのがうれしい〜

樹氷きらめく1
写真提供:koyaさん

樹氷きらめく2
写真提供:koyaさん

樹氷きらめく3
写真提供:koyaさん

やがて前方に見覚えのある山頂部が見え出した。私はカメラを取り出して、恐る恐る電源を入れてみた。レンズが飛び出した、ファインダーを覗く、「やったぁ〜〜〜カメラ回復〜〜〜」おばさんは頷きながら山頂目指して進んで行く。まだ雪庇は意識するほどでも無い。koyaさんが回りこむようにして登って行く。一気に登りつめた・・・視界がぐんと広がる、美比内山が光っていた。

山頂部
山頂は目の前

最後の登り

美比内山
日差しを受けて輝く美比内山

11時20分、大沼山に立った。視界は・・・定山渓天狗岳方面がうっすらと見える程度、、、無意根千尺方面にも時折日差しが走る。koyaさんがテントを広げだした、久々に山頂でゆっくり出来そうだ。テントの中で暖かいスープやコーヒーを飲む、、、入口は無意根山方面に向けている、まるで観覧席〜ここでゆったりとするのもまたたまらないひとときだ。

テントの外から声が聞こえてくる、一人、二人、、、結局数名の人達が山頂に佇むことになった。「あの〜〜〜ホームページの」一人の女性から声をかけられた。「楽しみにしていますから・・・」「ありがとうございます」。冬山ではめったに声をかけられることは無いのだが、ちょっと恥ずかしくもあり、、、うれしくもあり・・・「これからも宜しくお願いします」

「ん、明るくなってきたよ!!!」私達はテントの外に飛び出した。

記念1

記念2
写真提供:koyaさん

テントの中から・・
テントの中から・・・

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