8時45分、沼ノ原分岐に到着した。「どうする、これじゃあねぇ〜〜〜」私達はちょっとガッカリしながら・・・「沼周辺の紅葉巡りに変更しようか」、ザックを下ろしてミネラル飲料を飲みほし腰を下ろす。時々ふっと明るさが感じる、、、雲の流れは早そうだ。しかしトムラウシ山はもちろん石狩連峰もその姿を見せない。雲の間から白雲岳方面がちょっとだけ姿を現すと〜「見えてるうちにぃ〜〜〜」とシャッターを押す。 「ほらっ、石狩岳〜〜〜」「おぅ〜〜〜」それはあっと言う間の出来事だった。石狩連峰を包みこんでいたガスはス〜〜〜ッと消え去り、一気に明るさが周囲を包みこんだ。「良しっ、行こう〜〜〜きっと歩いているうちにトムラも見えて来るよっ」私はそう確信しながらザックを担いだ。分岐に着いてからわずか15分くらいの出来事だった。 レインウェアのズボンをはいて、笹の被った登山道を足でさぐるようにして進んで行く。ところどころ小さな溝があり足をとられそうになる。「これっ綺麗よっ」おばさんは笹藪の切れたところでエゾオヤマリンドウをカメラにおさめた。「先頭を代わろう」私達はカメラをザックにしまい込んだ。ところどころ背丈ほどの笹藪の中を進んで行く。 |
![]() 沼ノ原分岐 |
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![]() エゾオヤマリンドウ(おばさん撮影) |
2度目のこの笹藪漕ぎ、少しイメージがつかめていたので15分ほどで石狩岳方面への縦走路分岐に到着だ。ここまで来るとあとは沼の原山取付き地点までは良く整備された登山道が続く。予想通りに青空がどんどん広がり始めた。「良いぞぅ〜〜〜今度こそっ!展望ゲットだ」 シラタマノキの果実、葉もとっても綺麗だ。そして登山道を包みこむ紅葉・・・その彼方に沼ノ原山がその姿を見せてくる。「わぁ〜〜〜」おばさんは叫ぶ。 |
![]() 石狩岳への縦走路分岐 |
![]() 縦走路分岐から沼ノ原山へ向かう |
![]() シラタマノキの果実 |
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![]() 紅葉の向こうに沼ノ原山が見えてくる |
コルに向かって足元に注意しながら下る、沼ノ原山は見上げる高さだ。コルを過ぎて間もなく、斜面に向かう踏み跡を見つける。特に標識など無い、昨年あった朽ちた木の枝に結ばれたテープも無くなっていた。ゆっくりと注意しながら進めば見逃すことは無いだろう、急斜面を一気に登って行く!!! |
![]() コル付近から見上げる沼ノ原山 |
![]() 沼ノ原山取付き |
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